【シュガーブルース〜第2のスーパーサイズミーに】

 2016-09-16
【シュガーブルース〜第2のスーパーサイズミーに】
 
桜沢如一の著書「砂糖の毒と肉食の害」が出版されたのが1939年。「あなた方は皆三白眼だ」の英訳本を作家ウィリアム・ダフティと共著したのが1965年。
 
その10年後、ダフティの書いた「Sugar Blues」(砂糖病)はミリオンセラーになり、砂糖の毒性を科学的に説いた古典的著作となった。大女優の妻・グロリア・スワンソンの後押しもあって、この本をきっかけにマクロビオティックに興味を持った欧米人は多い。
 
 しかしながら、2008年にニューヨーク州初の盲目黒人知事・デビット・パターソン知事が「砂糖入り飲料に対して18%の課税」を提案した際には、清涼飲料水大手のペプシコが州外への本社移転をほのめかすなど、業界の猛烈な反対に遭い、同法案は撤回された。
 
 また、2012年にはロバート・ラスティグら米国カリフォルニア大学の医師たちが英国の科学雑誌ネイチャーに「砂糖は毒」であるとして発表し、課税や子どもへの販売制限などを提案したが、砂糖や飲料の業界団体が一斉に反論する事態となった。
 
 食の構造的暴力の最たるもの「砂糖」をテーマにした最新映画を紹介したい。その名も「Sugar Blues」。チェコ人女性の監督が自らの体験をもとに製作したドキュメンタリー映画。
 
 かつて私が欧州無銭旅行の際に講演を企画してくれたKushi Institute of Europe校長の故・アデルベルト・ネリスン氏も出演している。映画の影響力は大きい。第2の「スーパーサイズ・ミー」になることを密かに願っている。


舞台挨拶



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