熊本地震 5月8日 GW10日目

 2016-06-19
【苦境の中で芽生えるもの】
 
 
早朝5時半、福岡の妹宅を出発。来週より、高専の授業が始まる次男と法事の用ある母を連れて帰宅。
 
 
午前中、元衆議院議員の若井康彦さんがTAO来塾。一昨年、TAOリトリートにお茶を飲みに来てくれて以来の嬉しい再会。同行の熊本県庁職員の村崎みゆきさんと共に、今回の地震のこと、行政・企業・NPOの三位一体のパートナーシップについてなど議論・・・1時間超・・・話は尽きない。
 
 
若井さんがTAO文庫にある一冊の本を手に取る。私が以前短い書評を書かせてもらった本。森づくりに奔走する植物生態学者と、経済効率に妥協せず、建築設計を通じて自然と人間の融和を説く超高層建築家の共著「次世代への伝言」(地湧社)。そっかぁ、著者の池田武邦さんは、若井さんが以前働かれていた「日本設計」の設立者の一人。素晴しい上司だったとのこと。
 
 
TAO塾で三日間ボランティアしてくれたタイ人のシーソンクラムさん達3人を熊本空港へ送り出し、次男がTAO塾卒業生で電波高専の先輩になる宇野友貴君から色々話しを聞いた後、天野朋子先生と一緒に私達も熊本市内へ向かう。
 
 
次男を高専の学生寮で降ろした後、「食のバリアフリーステーション」をしてもらっている健軍おーさぁへ行き支援物資の整理。その後、「ピュアリィ」反後人美さん、「リストランテミヤモト」の宮本健真さんらと情報交換。
 
 
その後、厳しい被災状況の益城町・西原村へ。「風流」の吉岡潤さんのところにブルーシートや玄米ぽんせんなどの物資を届け、吉岡夫妻と互いのこれまでの歩みと現状についてシェア。ボランティアの青年達としばし歓談。
 
 
「苦境というのは、とても良いこと。死線を越える体験があったからこそ、生かされた身として、命がけになれる」(池田武邦)

13139303_10154189942135850_8210785197237580715_n.jpg

【GW10日目〜阿蘇小国郷は今日も元気です!】シェア歓迎
 
今日も、阿蘇小国郷は青空が空一面に広がっています。
大観峰から眺める阿蘇の寝観音も鼻が少し低くなったものの、空の青、田畑の緑に映えて美しいです。
ゴールデンウィーク最終日の今日は、「母の日」でもあります。
日頃の感謝の気持ちを込めて、小国郷の”素“的な天然温泉にお連れして、小国郷の生命力あふれる郷土料理を御馳走してみてはいかがでしょう?
 
 
⭕️小国郷の素敵な温泉旅館が今日も元気に営業しています。
⭕️小国郷の美味しい料理を提供するお店が元気に営業しています。
⭕️小国郷の人達が皆さんを温かく迎え入れてくれます。  
 
 
ゴールデンウィークも、ついに今日まで!
是非、自然豊かな阿蘇小国郷に遊びにいらして下さい。  
 
 
『熊本』に遊びに来てくれることも大きな支援の一つです!  
 
 
TAO retreatは全て予約キャンセル、TAO’s caféは営業不能となりましたが、TAO塾は救援支援センターとしての活動をしています。(5月13日からのJoseph Mina氏のセミナーより再開予定です) 
 
観光の行き帰りTAO塾(小国町宮原908-4小国産交バ1F 09019783386)に気軽に遊びに寄って下さい。
 
 
【TAO塾の熊本地震救援活動】
http://taopot.blog82.fc2.com/blog-entry-3456.html  
熊本地震食のバリアフリー支援プロジェクト】
https://www.facebook.com/熊本地震-食のバリアフリー支援プロジェクト-1287500767…/…
【支援活動の後方支援のお願い】
TAO塾の被災地支援活動に対するカンパ歓迎です。お振込頂いた場合には、宜しければ、お名前とご住所、お電話番号を taojuku@gmail.comまでご連絡ください。  熊本銀行小国支店 普通 口座番号243488 北里洋子

13177839_10154190004960850_3810422954275330747_n.jpg

【いのちのふるさと〜九州】
        一般社団法人TAO塾 波多野毅
 
 
日本を人体に見立ててみる。
首都・東京は心臓、天下の台所・大阪は胃袋だろうか。
そうなると、九州は末端の脚となる。
 
 
重要な臓器はない脚。体幹から離れた四肢末梢。
しかし、東洋医学的に観れば人体の要の場所である。足は第二の心臓とも呼ばれる。万病の元になる「冷え」には頭寒足熱の陰陽療法が大きな効能を生む。
 
 
俳聖・松尾芭蕉が「奥の細道」の序章で深川の庵で「足の三里」にお灸をすえる旨の表現をしているが、未病を防ぐ養生のツボとして有名な経穴。
 
九州が脚であれば、我が故郷「阿蘇小国郷」は「足の三里」に位置する。
 
 
大きな臓器の大手術はできなくとも、「氣」の入った鍼の一刺し、灸の一炷、指圧の一押しで、全身に穏やかでしなやかな「響き」をあたえてくれるだろうと22年間、阿蘇の山奥から「ハチドリのひとしずく」のごとく、ささやかな活動を続けてきた。
 
 
今回、我が九州の中央部「熊本」が大きな地震に見舞われ、未曾有の被害をうけ、瀕死の重傷を負ってしまった。熊本城・阿蘇神社・阿蘇大橋・・・熊本の象徴的な建築物が崩落した。
 
 
しかし、歴史的な建築物よりも遥か昔から長い年月と計り知れない汗で綿々と受け継がれて来た田畑の亀裂ほど痛々しく感じるものはない。もう水を貯めることが出来ないだろうと嘆く知人の農家の悲痛に満ちた声には返す言葉もみつからない。
 
とはいえ、まだまだ熊本、そして九州には豊かな自然と田畑が沢山残っている。余震の続く中も、時は待ってくれない。「こんな時だけん、がまださないかんたい」と田植え準備に精を出す叔父や叔母が気合いを入れる。
 
 
東日本大震災でさらに出荷が多くなり、東北・関東の人達を支えて来た九州の農産物。九州産なら安心だと、美味しい、有難うの声を沢山頂いた。今や、九州の農業が「日本」の食を支えているといっても過言ではない。
 
 
九州は、生命力あふれる食べ物を生む「いのちのふるさと」だ!
古事記には五穀の起源が記されている。神武天皇の東遷は稲作伝搬の歩みでもある。
日本語の源流、大和言葉の「いのち」。命の「ち」、血の「ち」、そして土の「ち」と、原日本語である大和言葉の「ち」が共通しているのも、何か通底する働きが存在している所以ではないだろうか。
   
 
「生命」をささえるものは「血液」であり、その血液の元である食物を育むのが「大地」であることがそれを物語っている。
医の基本は食であり、食の礎が農である。医食同源をさらに深めて、「医食農同源」の見地に立つと「ひとつらなりのいのち」の実相が観えてくるのだ。
 
医と食の関連ばかりでなく医と農の関連にも目を向けてみると、人は腸の絨毛から、植物は根の毛根から栄養を吸収することや、腸内細菌、土壌細菌が医と農それぞれにとって重要な役割を担うなど、相互に共通点が多い事は非常に興味深いことといえよう。
 
 
今日、5月8日は母の日。私達を生んでくれた母親に感謝するとともに、生きとし生けるものを生んでくれる「いのちのふるさと」に心を寄せたい。
 
 
TAO retreatセンター動画  https://www.youtube.com/watch?v=0D2as3C5cYM
TAO塾代表波多野毅新刊本 http://taopot.blog82.fc2.com/blog-entry-3457.html

13118936_10154190350005850_5381876256058889510_n.jpg
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://taopot.blog82.fc2.com/tb.php/3488-dcb40d25

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫