【安倍晴明神社を訪ねる】

 2015-07-02
【安倍晴明神社を訪ねる】

最近、東洋哲学の「陰陽」の原理について講演して欲しいという機会を頂くことが多いが、おどろおどろしい陰陽師や陰陽道といった占いの世界とは全く違うことを理解すべし。深遠なる易・易経の世界も捉え方一つ。森羅万象あらゆる現象を解説する、科学をも内包した根本原理として活用するツールにも、思考停止・判断放棄を生む悪しき占いにも転用しうる。
マクロビオティックの創始者•桜沢如一が「易を完全に理解していたのは老子と『西遊記』の著者である呉承恩しか知らない」と語った真意がそこにある。

安倍晴明神社の鳥居に五芒星の神紋。五芒星は、陰陽道では魔除けの呪符で、陰陽五行説、木・火・土・金・水の5つの元素の働きの相克を表したもの。黄金比が隠されていたり、上下を逆向きにすると悪魔の象徴のデビルスターになるのも面白い。しかし、善悪二元論の陰陽である限り、不安と恐れを煽りながら時に商業的、時に政治的に人の心を絡め取っていく独善排他的ソフィストの巧妙な方便に過ぎないことを心すべし!

陰陽は、ユダヤ教の六芒星、キリスト教の十字、道教の太極図、仏教の卍、神道の神籬と磐境の垂直線と水平線、ゾロアスター教の凝縮した点と延長線など世界各国の宗教のシンボルにも隠されている。日本の国旗、注連縄、狛犬、鳥居にも、、、、。

深い意味合いが込められたこれらシンボルであるが、それをゴールとみるかスタートとみるかで観えてくる景色が違ってゆこう。

安倍晴明
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