「私の父母にみる陰陽調和の理〜表大なれば裏大〜」 

 2014-09-27
TAO通信 通刊53号 巻頭言
「私の父母にみる陰陽調和の理〜表大なれば裏大〜」  
  
                 一般社団法人TAO塾代表 波多野 毅
「酒は飲むもの、飲まれるな!愚痴泣き言文句を言うのは飲む資格なし!」
「道草、寄り道、回り道してよし!男は、遊びが器を広げ、己を磨く糧!」
「人に謙虚であれ。同時に世間の目を気にするな!我が信ずる道をゆけ!」
 亡き父の教えだ。男気があり、社交的で、包容力とユーモアに満ちた父を私は誇らしく思う。しかし、最近思うのは母の偉大さである。父の小さいことに拘らない大らかさも、天真爛漫な自由な生き方も、それが実現できたのは、他ならぬ陰に日向に支え続けた精励勤勉・質素倹約を絵に描いたような母がいたからこそなのだ。父と母、まさに「陰陽」調和の妙味と言える!
 地味で贅沢を求めぬ母が初めて私に「スカイツリーに行きたい!」と言った。貧乏暇なしを地でいき、何一つ恩返しできずに五十路を迎えてしまった私は、3月31日の母の誕生日に、大学院卒業と母の喜寿のお祝いを兼ねて家族を東京旅行に連れて行った。ささやかな親孝行の真似事である。
 先日、熊本大学、九州看護福祉大学で学生達に講義する機会があった。それぞれ、「人間関係論」と「メディアリテラシー」とテーマは違ったが、東洋哲学の「陰陽論」を背景に話をさせて頂いた。時間と空間、東洋と西洋、心と体、善と悪、光と闇、男と女・・・この世のありとあらゆる森羅万象は全て陰と陽のエネルギーが織りなす偶然を装う必然の不思議なドラマだ!
 残念ながら、父方のハゲと母方の白髪のダブル劣性遺伝(笑)の私だが、少しでも父と母の良いところを受け継いでいけたらと思う今日この頃だ。
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