「縁は異なもの味なもの〜南無の会の巻」   

 2014-05-26
「縁は異なもの味なもの〜南無の会の巻」                                  一般社団法人TAO塾 波多野 毅

「水書房と南無の会の事務局でアルバイトしてはどうですか・・・」

 祖母の死がきっかけで、東洋医学に興味を持った私は、信州諏訪から再び東京に戻り、新宿の東洋鍼灸専門学校に通うことになった。この学校に行くきっかけは、ホリスティック医学協会の理事をされていた伊藤真愚先生の薦めだったのだが、当時伊藤先生が連載記事を書かれていた雑誌が水書房の「月刊ナーム」。たまたま、東京でのアパートが池上本門寺の近くだったこともあり、この出版社を訪ねたのだったが、そこでアルバイトの話をもらったのである。

 禅宗系の南無釈迦牟尼佛、浄土宗系の南無阿弥陀仏、日蓮宗系の南無妙法蓮華経に共通する「南無」の言葉をとって、特定の宗旨や宗派にとらわれることなく仏教の教えをまなぶ「南無の会」という団体が併設されていた。会長は、ベストセラー「般若心経入門」(祥伝社)等を書いた臨済宗の僧侶松原泰道氏、事務局長は現在大本山池上本門寺貫首となった酒井日慈氏。檀家制度の上にあぐらをかき、本来の仏教のあり方から大きく隔たった、現代日本の形骸化した葬式仏教ではなく、生きている人のための仏教を学ぶ機会を様々な形で提供していた。そして、私は、不思議なご縁で鍼灸学校の授業の後、池上へアルバイトに通うことになったのである。

 「南無の会」は、辻説法の会と称する講演会を毎月二回開催していて、私は受付係のアルバイトをしていたが、今から考えればとても有難い耳学問の機会を頂いたことになる。講師には松原泰道先生のほか、紀野一義氏、ひろさちや氏、無着成恭氏、花山勝友氏、金岡秀友氏、中野東禅氏、松原哲明氏と名だたる人たちが顔を並べた。また、ジャーナリストの佐藤健氏や芸能人の美輪明宏氏などの辻説法も人気だった。美輪明宏氏のご自宅にお送りしたときにみた天草四郎の肖像画の顔の部分が美輪さんの顔になっていたのには面喰らったが・・・。

 ご縁とは面白い。その後、南無の会のご縁で私は新宿御苑にある東長寺の一室で鍼灸治療をさせてもらうことになる。寺の地下はP3オールタナティブという前衛的なアート空間があり、代表の芹沢高志氏はバックミンスター・フラーの翻訳家としても知られた人。その後、ここでフラーの友人でもあり、マクロビオティックを愛した音楽家ジョン・ケージの展覧会を企画。松原泰道先生とも、一昨年、ホロトロピック関係の講演会で再会することになる。先生らとともに、弘法大師空海の誕生寺としても知られる四国八十八ヶ所の札所真言宗善通寺派総本山善通寺で阿字観瞑想の行をしたことを想い出した。

(2008.9.9)

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